京都府知事選挙の告示にあたってすべての組合員のみなさんに訴えます
京都府政転換の絶好のチャンス!
「アベ政治」を京都に持ち込む官僚知事ではなく
福山和人さんとともに府民丸ごと全力応援の府政実現を
2018年3月22日 京都自治労連執行委員会
本日、京都府知事選挙が告示され、4月8日の投票日までの選挙戦がはじまりました。
これまでの京都府政で、府民の安全や平和は守られ、暮らしはよくなったでしょうか。
現府政は、福井県にある原発の再稼働に対し府民のいのちと生業を守る立場から国にキッパリとものが言えないばかりか、京丹後への米軍基地建設を容認し、結果、基地被害が広がっています。また、亀岡サッカースタジアム建設、北陸新幹線の延伸など莫大な財政負担となる大型開発を進める一方、市町村国保への助成の廃止、老人医療助成制度の改悪など暮らしや福祉の施策は後退させてきました。現職知事が不出馬を表明した中、このような現府政を「継承する」と言っているのが相手陣営の候補です。
私たち自治体労働者の働きがいは、暮らし・福祉・営業など住民のための仕事をすることです。国の方針の押し付けや、官僚的なやり方では決して働きがいある仕事はできません。市町村を支援し、市町村職員とともに苦楽をともにする府政実現こそ私たちの願いではないでしょうか。
京都自治労連も推薦する弁護士の福山和人さんは、「京都府民でいて良かったと府民のみなさんに実感してもらえる府政を実現したい」と「府民丸ごと全力応援」を掲げ、そのために「府民とのパイプ」を何よりも大事にし、府民の意見・要望を丁寧にくみ取り、ボトムアップ型の自治を大切にし、風通しのよい府政運営を行うとしています。
また、貧困と格差の解消に向け「ストップ貧困京都宣言」を行い、子どもの医療費の中学卒業までの無償化や老人医療助成制度を拡充するとともに、中小企業を応援するために中小企業地域振興基本条例や公契約条例を制定し、循環型の地域経済を進めるとしています。加えて、府民の安全安心の確保のために原発再稼働に反対し、米軍基地撤去を求めるとしています。
府政が変われば、府民の暮らしは確実に変わります。また、市町村政にも大きな影響を及ぼします。さらに、国政が大激動している今、憲法を大切にして府民の暮らしと権利を守ってきた在野の弁護士、福山和人さんが知事になることは安倍政権に計り知れない衝撃を与えるに違いありません。
組合員のみなさん、私たちは自治体労働者であるとともに一人の有権者でもあります。私たちの要求実現と府民の暮らし改善のために、府政転換の絶好のチャンスである今回の京都府知事選挙で、福山知事実現のために全力で奮闘いただくことを訴えます。