2008年 あけまして おめでとう ございます。

 京都市長選挙の年、自治研全国集会の京都開催の年、閏年、子年、総選挙が必ずあるだろう年、組織の拡大と強化を切り開く2008年が幕をあけました。

 昨年を象徴する漢字は「偽」でした。食の偽装が社会問題になったのですが、私は、「国民のために(私たちは庶民、労働者のためにだと思っていたが)」と言って強行されている「構造改革」なるものがウソだったことが明らかになった年ではなかったかと思います。今年は、「真」の年にしたいと思います。

 原油に穀物・・・、庶民・労働者のくらしを直撃する物価の高騰がひたひたと迫っています。地域経済・庶民経済は、アメリカの経済不安のあおりを受けて、ますます不安定の度合いを強めていきます。こうした不安定さの根本には、ギャンブル経済があると言えます。

 庶民生活の安定こそ経済の安定の根本です。08春闘を前に「日経連」ですら「賃上げが必要」という方向を打ち出しました。もちろん、労働者の生活を心配してのことではなく、今の経済の不安定さにおびえてのことです。このままでは大企業にも悪影響をもたらすと・・・。

 正義の弁護士、中村和雄さんは京都市政に「真」をもたらす人です。春の勝利で2008年の庶民生活改善へ前進を切り開き、そして総選挙で「偽」改革にとどめをさし、秋の全国自治研で「生き生きとした地方自治」を全国に発信しようではありませんか。

2008年元旦
執行委員長 山村隆