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2006年11月15日(水曜日)

沖縄平和ツアー 2006.11.4-11.6 「伝えよう戦争の悲劇 広げよう平和の願い」

カテゴリー: - webmaster @ 19時08分38秒

200611_1.jpg青年部は、11月4日〜6日に「沖縄平和ツアー」を実施、6単組24名が参加しました。今回はツアー前日に参加者独自で交流会を開催するという新たな試みを行いました。事前交流会は大好評で参加者が交流を深めての開催となりツアーをより有意義に、学習と交流を大いに深めるとりくみとなりました。

ツアーの案内は、何度もお世話になっている京都市西京区出身の北上田源さん。そして、一緒に学びたいということで北上田さんの後輩の大学生2人もツアーに同行することになりました。

悲劇の過去を知り・・・

200611_2.jpg 最初に訪れたのは平和記念公園。沖縄戦について資料や写真を通して学ぶことができる祈念資料館や沖縄戦の戦没者が刻まれている平和の礎を見学しました。平和の礎には24万人以上の戦没者が刻銘され、中には名前が不明のまま刻銘されているものも。しかし、遺族にとってはそこに名前が刻まれているということが、唯一の生きた証であることが、説明を受ける中で目にした文字に手をあてて追悼する遺族の姿から感じられました。さらに礎には今もまだ犠牲者が刻まれ続けており、まだ戦争は終わっていないと実感できる現実でした。

 またこの平和記念公園がある種、観光地化していることについても問題意識をもつことが重要なのではと感じました。

 続いて訪れたのは、「潮平権現の壕」。壕は戦時中に住民が避難し生活をしていた場所ですが、中は薄暗くとても生活できる場所ではありませんでしたが、当時の人々にとってはそこで生活せざるを得ない状況でした。実際に中に入り、当時の環境を体験することで、どれだけ辛いものであったのかを知ることができました。

200611_3.jpg苦難の現在を見つめ・・・

 2日目の午前は、米軍基地を見つめることで戦後から続く住民の苦難の歴史と基地問題について学びました。まず嘉数高台へ向かい、優れた碑文で知られる京都の塔や嘉数の塔、トーチカや普天間基地を見学しました。トーチカには弾痕が生々しく残っており、当時の激しさがはっきりとわかりました。また普天間基地が住宅地と隣り合わせであることから住民が生活する中でどれだけ被害を受けているのかを感じることができました。

 その後、米軍ヘリが墜落・炎上した沖縄国際大学へ。しかし、焼け焦げた校舎は潰され、残されていたのは1本の焼けた木だけで当時の面影はありませんでした。道の駅かでなから見る嘉手納基地は全体の4分の1しか見えません。さらに4千辰發粒蠢路があることからも、その広大さがわかります。この基地もすぐ隣に住宅地があり、騒音被害などが大きな問題となっています。住民にこれだけの被害を与えている米軍基地は全て日本の「思いやり予算」で造られ維持されていることを知っている人は少なくないはずです。

 午後からは、座喜味城跡を訪れ、県中部一帯を一望しました。澄みきった空の下には、米軍基地や米軍施設があり、沖縄の本当の姿を垣間見ることができました。

200611_4.jpg 最後に、このツアーのメインともいえる普天間基地移設問題で揺れる名護市辺野古を訪れました。辺野古はご存知のとおり、米軍基地再編問題の焦点となっています。これまでも、辺野古沖へのヘリポート建設案とのたたかいがありました。その反対運動の中で徹底したことは「非暴力」ということ。その基地反対運動やその運動に至るまでの経過などを「命を守る会」の中心におられる金城さんと安次富さんにお話を聞くことができたことは貴重な経験となりました。

未来を考える・・・

 戦争を知らない私たちの世代にとって、このツアーは当時そこで何があったのかという沖縄戦の真実に加え、戦争の悲惨さや無意味さを肌で知ることができ、基地問題についても、沖縄だけの問題ではなく日本全体の問題として捉えなければならないと学びました。

 特に名護市辺野古での新基地建設案に対し、考え方や背景の違いがあっても「基地移設反対」の1つの目的のために一緒になって運動をしていることを聞き、共闘する大切さを知ることができました。前回の旅で学んだ「基地は住民を守らない」ことを改めて実感すると共に、「被害者にも加害者にもならない」という言葉の重みを再認識できるものとなりました。

>>このツアーのすべてを詳しくまとめた報告集とDVDを作成中です。完成次第、各単組青年部へ送付します。


青年部ニュース 第2号 [2006.11] より


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