京丹波町のあり方を考える懇談会は2月24日丹波マーケスコミュニティーホールで「京丹波・町づくりシンポジウム」を開催し、40人が参加しました。
国土問題研究会の開沼さんを講師に畑川ダムの計画の問題点について学習。
豊富な資料によって、“丹波町では水が不足している”というのが今では根拠がなく、過大な人口増や、企業誘致の推計によってダム建設を進めようとしていることが浮き彫りになりました。
このまま事業が進行すれば、町民は水道料金の値上げなど大きい負担が見込まれます。
会場からも、「まずダムありきの町長の答弁はおかしい。府営ダムも3つのうち2つが中止になり、畑川ダムはメンツのために推進しているのではないか。」「一人暮らしの方を訪問すると、水は基準使用料の1/3ぐらいしか使っていないのに基本料金が高い。今でも高いのにこれ以上高くなったら困る。と切実だ。」「バブル期に作られた計画を見直すということで、今日参加してさらにその思いを強くした」「遅くはない。粘り強く運動し、中止をめざしてみんなでがんばろう。」など5名の方から発言がありました。
会ではダム建設の見直しを求める署名活動を推進。3月6日には1000名を超える署名を町長あて提出しました。チラシや宣伝カーの運行などで広く町民に知ってもらい、さらに住民の1/3の4000名を目標に運動をすすめています。
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