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トップ  >  京都自治労連の声明、委員長・書記長の談話  >  ナチスの憲法改正「手口学んだら」 麻生発言に強く抗議する [2013.8.6]

ナチスの憲法改正「手口学んだら」
麻生発言に強く抗議する

 7月29日に行われたシンポジウムで、麻生太郎副総理の憲法改正をめぐる発言が報道された。

 その内容は、ドイツのナチス政権を引き合いに出し、「ヒトラーは選挙で選ばれた、ドイツ国民はヒトラーを選んだ。・・・憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた・・・だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」というものである。ナチスは侵略戦争を引き起こし、600万人を殺害したといわれるホロコーストなど数々の戦争犯罪を繰り返した。戦後の国際社会が不正・不義の侵略戦争を断罪し、蛮行を繰り返さないことを土台に形成されてきたことからみても、ナチスを肯定することは、政治家としての資格が問われる重大な発言であり、民主主義を真っ向から否定するものであり、断じて許されるものではない。

 私たちは、今回の発言に対し強い怒りをもって抗議し、全面撤回とともに、議員を辞職されることを求める。

2013年8月2日
京都自治体労働組合総連合
執行委員長 池田 豊

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