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トップ  >  京都自治労連の声明、委員長・書記長の談話  >  京丹後市への米軍「Xバンドレーダー」配備に反対する申入れ書 [2013.3.12]

2013年3月8日

京都府知事 山田啓二 様

京都自治体労働組合総連合
執行委員長 池田 豊
京丹後市職員労働組合
執行委員長 長砂浩基
伊根町職員組合
執行委員長 石井明博
宮津市職員組合
執行委員長 小濃孝之
与謝野町職員組合
執行委員長 野村光男

京丹後市への米軍「Xバンドレーダー」配備に反対する申入れ書

 日米両政府は2月26日、米軍のミサイル追尾の高性能レーダー「Xバンドレーダー」を、京丹後市の航空自衛隊経ケ岬分屯基地に追加配備をすると突然発表しました。そして防衛省は同日、京丹後市と京都府に対して同様の趣旨の説明を行ったと報道されています。

 そもそも、このような重大な事項を、地元住民や自治体にまったくの説明もなく頭ごなしに決定し、押し付けることは許されるものではありません。

 しかもXバンドレーダーは、日本の防衛のためではなく、米国本土の防衛を目的としたもので、相手国とされる国からの攻撃目標となる危険性が高くなります。2月22日の日米首脳会談では、北朝鮮の核実験・ミサイル発射にたいして「強力な行動」をとることで一致し、「ミサイル防衛」の一環である同レーダーの追加配備が合意されました。Xバンドレーダーの京丹後市への配備は、平和を脅かし、府民を戦争の危機に巻き込みいのちと安全を脅かすものです。

 また、米軍基地建設は、地域住民の暮らしと営業、安全にも重大な影響を及ぼすことは、沖縄をはじめとする全国の米軍基地や、Xバンドレーダーがすでに配備されている青森県でも様々な問題が発生していることからも予測できます。だからこそ、中山京丹後市長や吉本伊根町長が懸念を表明し、地域住民に不安の声が広がっているのです。

 丹後の美しい景観と平和を願う歴史は、住民のみなさんの長年にわたる努力によって培われてきました。米軍基地が配備されれば、このような努力も台無しになってしまいます。いま、府民の平和の願いと安全・安心な暮らしを望む声に、京都府がどう応えるのか注目されています。

 府民のいのちと安全をまもる立場から、貴職が下記の要求に誠実にこたえられるよう求めます。

1 府民のいのちと安全をまもる立場から、日米両政府に対し、Xバンドレーダーの京都府内配備に反対し、撤回を求めること。

以上

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