平和と民主主義への卑劣なテロ行為を糾弾する
京都自治労連
(京都自治労連は、伊藤長崎市長が銃撃され、死亡した事件で次のような談話を発表しました)
4月17日午後7時50分ころ、伊藤一長長崎市長が市長選挙の遊説を終え選挙事務所に戻る時に銃撃され、18日未明死亡された。
ここに哀悼の意を表するものである。
伊藤市長は、原水爆禁止運動を被爆の地 長崎の市長として積極的に行われ、2005年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議にも秋葉広島市長とともに参加し、会議が有効な成果なく閉幕したことを批判し、昨年8月9日の長崎平和宣言では、「核兵器の威力に頼ろうする国々は、今こそ、被爆者をはじめ、平和を願う人々の声に謙虚に耳を傾け、核兵器全廃にむけ、核軍縮に誠実に取り組むべき」とし、政府に対しては、「歴史の反省にたって、憲法の平和理念を守るべき」と訴えた。
本山前市長に続くテロ行為は、平和と核兵器廃絶を願う被爆地長崎に対する挑戦である。
また、市長に対し選挙期間中に行われた今回の卑劣なテロ行為は、わが国の民主主義と地方自治に対する野蛮な攻撃である。
政治的な意見を異にすることや利権をなどを理由としたいかなるテロ行為も許されるものでなく、この蛮行を行った者に対して強い怒りを感じるとともに断固糾弾するものである。
京都自治労連は、テロが絶対に繰り返されることがないよう必要な措置を求めるとともに、あらゆる場で自由に意見が言え、意見の相違を有形無形の圧力で封殺することなく真に憲法で保障さた政治信条の自由、表現の自由など基本的人権が保障される社会の確立めざし、今後も奮闘するものである。
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