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トップ  >  京都自治労連の声明、委員長・書記長の談話  >  【声明】 繰り返される米兵の女性暴行事件に満身の怒りを込めて抗議し、厳正な処罰、オスプレイ配備撤回、米軍基地撤去、安保廃棄を求めます [2012.10.19]

2012年10月19日

アメリカ合衆国大統領
バラク・オバマ 様

総理大臣
野田佳彦 様

外務大臣
玄葉光一郎 様

防衛大臣
森本 敏 様

京都自治体労働組合総連合
執行委員長  池田  豊
女性部長   黒川美栄子

繰り返される米兵の女性暴行事件に満身の怒りを込めて抗議し、
厳正な処罰、オスプレイ配備撤回、米軍基地撤去、安保廃棄を求めます

 沖縄県警は10月16日沖縄本島中部で、米海軍兵の男2人を集団性的暴行・致傷容疑で緊急逮捕しました。飲酒をした米兵が、帰宅途中の女性に2人で性的暴行を加え、首に傷を負わせたという許しがたい事件です。

 逮捕された米兵の所属部隊は、輸送機C40クリッパーを運用、世界規模で全ての軍種の米軍部隊に対し兵たん支援を行う世界展開の輸送機部隊です。

 米兵による性的暴行事件が起きる度に日米両政府は「おわび」や「遺憾の意」、「再発防止策」「綱紀粛正」を繰り返しますが、そのようなものに何ら実効性のないことは明らかです。沖縄では8月にも海兵隊による強制わいせつ事件が起きたばかりです。刑事事件は本土復帰以降40年間に5780件、1年あたり約150件、2日半に1件の割合で起こっています。米軍基地がある限り、沖縄では今後もこうした悲劇が繰り返され本土でも起こる危険があることは明白です。私たちは、女性の人権と命を脅かす凶悪な事件が繰り返されることに満身の怒りを込めて抗議し、米兵への厳正な処罰を求めます。

 日米両政府は、米海兵隊の構造的欠陥をもつ垂直離着陸機MV22オスプレイを普天間基地に強行配備し、危険な飛行訓練が連日すすめられています。私たちは、日本国民の命と安全を脅かす米軍と、アメリカ政府の言いなりになり国民の安全を顧みない日本政府に、怒りをもって強く抗議します。

 そして、女性・子ども・国民の命や暮らしを守るため、人権を脅かす全ての基地の撤去、オスプレイ配備撤回、日本の米軍基地の根源である日米安保条約の廃棄を強く要求します。
 

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【声明】満身の怒りをこめて抗議する 基地の無い沖縄、日本を反省・お詫びはもういらない、米軍は日本から出ていけ![2012.11.2]
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