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機関紙 - 4月11日知事選:府政転換の「門」が開いた 大きな住民自治の花を門ゆうすけさんと咲かせよう

4月11日知事選:府政転換の「門」が開いた 大きな住民自治の花を門ゆうすけさんと咲かせよう

カテゴリ : 
組合活動
 2010/1/7 20:10

 「府民のために自治体に働くみなさんと一緒に汗を流したい」――京都自治労連第77回定期大会でこう挨拶された門ゆうすけさんが今年4月の京都府知事選挙への立候補を表明して半年。「ひと・いのちが大切にされる京都府政への転換を」と、府内各自治体、各地域を訪問し、改めて感じたことは「京都府のリーダーシップ」だといいます。
 構造改革府政から市町村自治、住民自治を支援する府政へ、京都の新たな門出は門ゆうすけさんとともに始まります。京都自治労連・K女性部長がお話をうかがいました。

京都府政にリハビリを

 まずびっくりしたのは医師になった原点について、「実はあまり深く考えずに高校の先生のアドバイスに沿って」との意外な言葉。しかし、「どんな人でもみられる医師でありたい。医療はあくまで医療従事者と患者さんの協同作業ですし、患者さんと向き合うときはその人に合った医療を提供することを大切にしています」と医師としてのモットーを語ります。

 社会保障が切り捨てられ、格差と貧困、医療崩壊がすすむ現状を、医師という仕事を通じて大本にある制度、政治や社会の仕組みを変えなければ医療危機の現状は変わらないと痛感してきたことが立候補を決意した大きな理由だと話す門さん。医療崩壊を医療再生へ向かわせるため、知事がリーダーシップを取った「オール京都」体制での仕組みづくりを掲げています。

京都府北部は私の「ふるさと」

 「北部での経験がなければ立候補の決意はできなかった」という医師としての大きな財産を京都府北部で培ってきたなかで、現在の北部は「医療の再生」「第一次産業の再生」「経済の再生」の3点が必要とし、その再生のカギは地域住民の力と行政の適切な援助だと話します。京都自治労連が掲げる「これからもこの地域で安心して暮らしたい」「ずっと住み続けられる地域をつくりたい」という願いのカギもここにあります。

 門さんは、「行政の適切な援助とは府の職員が地域へ入っていくことでしか見えないと思います。地域や各市町村から『京都府が見えない』という声を聞きますが、悩んだら地域へ、現場へ出かけることが重要です」と語ります。地域・現場に入ることで様々な声、意見を聞くことができるからだといいます。行政の大切な役割は地域に入り、地域・住民要求をつかんで反映させていくこと、つまり「府庁をあげて地域へ入る」「府民に見える府庁」であり、それが求められていると力を込めます。

お互いが信頼し合える関係をつくろう

 「一番大切なのは基礎自治体ですから府はその市町村を支援していくこと。それが京都府政の役割ではないでしょうか」と京都府が果たす役割についての考えを述べ、「今はその仕組みになっていない。各自治体を回らせていただいて、それぞれに特長があると感じています。その特長を生かして援助していく、そのことを重視したい」と話します。

 また、立場を超えて協力していく、共同していく議論を行政として主導していきたいとも。
 最後に、「解決の糸口は現場、地域にあります。府民・住民のために皆さんと一緒に汗を流して働きがいある職場、京都府政をつくりたい。お互いが公務労働者として信頼関係を築いていきましょう」と期待を込めたメッセージ。

 いのち・暮らしが輝くふるさと、我がまち京都の再生へ、府民のための京都府政への転換、その架け橋となるのはどこを見渡してもやはり門さんしかいないようです。


京都自治労連 第1719号(2010年1月5日発行)より

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