機関紙 - 高浜原発再稼働に抗議する
原発再稼働推進の安倍政権の下で、関西電力は1月29日、高浜原発3号機の再稼働を強行しました。この暴挙に対して、全国各地で抗議の声が上がり、京都府内においても関西電力京都支社周辺で、デモを含む抗議行動など各地で怒りの行動が行われました。
どんどん広がる怒りと抗議行動
高浜原発3号機の再稼働は、東京電力福島原発第1原発事故後の新規制基準(原子力規制庁)の下では、九州電力川内原発1・2号機につづく3基目です。
そもそも新規制基準は、原発の事故が起きることを前提につくられたものであり、新規制基準に達したから安全というものではありません。それだけに、高浜原発再稼働に対する不安と怒りの声は大きなものがあります。3号機の再稼働が強行された29日の夕方、冷たい雨の中にもかかわらず、関西電力京都支社前には、ドンドンと抗議の人々が集まり「住民の不安置き去りの再稼働は許せない」「福島原発事故は収束していない」「新基準は、事故が起こることを前提にしたものだ」「アベ政治は許さない」「市長は反対を」などとコール。抗議デモには150人を超える人々が参加しました。
毎月二回は金曜日の関西電力京都支社前の抗議行動に参加している元長岡京市職員労働組合のAさんは、「保育士として、子どもに係る仕事をしてきただけに子どもの未来が危険にさらされていることに黙ってはいられない。安倍政権と関電は、子どもたちの未来に責任を持たない。廃炉まで頑張る」と決意を語っていただきました。
原発のない未来に向かって
みんなあつまれ!
◆3.12さよなら原発 京都北部集会in宮津
とき:3月12日(土)13:30開会
ところ:宮津会館大ホール
主催:さよなら原発・京都北部集会実行委員会
◆バイバイ原発3.12きょうと
とき:3月12日(土)13:30
ところ:円山公園(音楽堂)
主催:バイバイ原発3.12きょうと実行委員会
京都自治労連 第1865号(2016年2月5日発行)より