機関紙 - やって良かった賃金勉強会 〜伊根町職学習会〜
1月20日、伊根町職が賃金勉強会を開催。取り組みの様子を濱野秋芳委員長に寄せていただきました。
近年、組合員全体の年齢層が下がり、若い組合員が多くなる中で、伊根町では2005年の給与構造改革を知らない職員が半数以上いる状況でした。勉強会を行うきっかけは、伊根町でも「総合的見直し」導入が検討されていた中で、自分たちの給与の仕組みを知らない組合員が多くいるのではないだろうか、との疑問が執行部にありました。
しかし、私たち執行部も若く、勉強会の資料作成や説明に不安を感じていたため、京都自治労連に相談し、講師を派遣していただけることになりました。勉強会当日は20人の参加があり、京都自治労連の松下書記長を講師に賃金決定の仕組みや15人勧と「総合的見直し」の問題点について学びました。
参加した組合員からは、「内容が複雑で全部をすぐに理解することはできなかったが、全体的な給与制度の内容を理解することができた」「組合の役割はこういうことだったのか」等の感想がありました。今後は、組合員が参加しやすい時間帯に開催するなど、給与以外の勉強会(子育て制度等)を開催し、職員組合の役割を組合員のみんなに伝えていきたいと思います。
京都自治労連 第1865号(2016年2月5日発行)より