機関紙 - 組合に入ったよ 〜少しでも早く一人前になってみんなの力に〜
今回で4回目となる「組合に入ったよ」。今号では、京都府南部に位置する京都府唯一の村、南山城村職の新しい仲間を紹介です。
南山城村役場建設水道課に、4月から技師として勤務するAさんをたずねました。
村内の自然と景色に惹かれた
南山城村に就職する前は、民間企業で主に現場監督として働いていたAさんですが、「やりがいはあったのですが、長時間勤務など労働環境がきつくて…」と退職。「公務員になって、何か地域の力になりたい」と思っていたとき、「以前、趣味のバイクで村内を走ったとき、沈下橋をはじめ、村内の景色がとても良くてずっと印象に残っていた」ことがきっかけとなって、南山城村の採用試験を知り、現在につながっています。
働き始めて2か月。「メインの業務として、先輩たちが担当されているような仕事はまだまだです。現場作業として、舗装補修、寸法測定などはしていますが、少しでも早く職場の力になりたいですね」とAさん。「職場環境はとても良くて、毎日楽しくやらせてもらっています。ほどよい笑いも起きますし(笑)」。
暖かい職場と先輩に囲まれるAさんにも難敵が。花粉症です。「冬以外はめちゃくちゃきついです。薬は欠かせないし、忘れたときはほんまにつらいです」と苦笑い。
リフレッシュ方法は様々
組合についての印象などをたずねてみると、「気が付いたら加入していました」と笑いながらも、「正直、『まだよくわからない』というのが本音で、難しいなぁと思って」と率直に話してくれたAさん。せっかくの機会と思い、スポーツ企画や学習会、他市町村の職員とのヨコのつながり、同世代との交流など、組合だからこそ出来る取り組みを紹介し、今後の行事への案内をさせてもらいました。
リフレッシュ方法を聞いてみると、「バイクに乗るのは好きなんですけど、今は冬目景さんの漫画を読むのにハマっています。それとミリタリー物が好きで、資料を読んだり、博物館に行ったりしています」とのこと。過去にはドイツへ戦車などの博物館見学を目的に訪れたことも。
最後に今後の抱負をひとこと。「前段で話したことと重複するんですが、早く仕事を任せてもらえるようになって、一人でこなせるようになりたいです」と力強く語ってくれました。
京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より