機関紙 - 震災から2か月 被災地は厳しい状況のまま 〜復旧支援へボランティア〜
震度7を二度記録した熊本地震の発生から2か月が経過しましたが、被災地の現状は厳しい状態に置かれたままです。県内の避難者は145か所に6431人。住宅被害は、約14万棟。仮設住宅は建設に着手しましたが、完成は2百数十戸にすぎません。あらゆる課題で、国の手厚い支援が大至急求められています。
このような中、京都総評の呼びかけたボランティア活動が6月10日〜12日に行われ、京都市職労のAさんとBさん、京都自治労連のCさんが参加。小雨が降るなか、力を合わせて大奮闘しました。
力を合わせることは素敵なことまた熊本を訪れたい
京都市職労 Aさん
ボランティアに入った益城町は、中心部がことごとく崩れ、がれきの山でした。作業の内容は、いつ倒壊してもおかしくないコンクリート塀を解体して運ぶことでした。けがに注意しながら、初めて会う方々と連携して一生懸命に取り組みました。
これ一回で終わらせずに、今度は仲間と一緒に、また熊本を訪れたいと強く感じました。
京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より