機関紙 - 組合に入ったよ 希望の職場で活き活き 与謝野町職
入庁して2ヶ月が過ぎ、「組合に入ったよ」のコーナーに登場する方々も新しい職場や生活に慣れてきた頃です。今回取材に応じてくれた与謝野町職のEさんとDさんも、新しい環境で仕事に一生懸命とりくんでいる真っ只中でお話を伺いました。
Eさんはもともと宮津の出身で大学卒業後も宮津に戻って高校の講師をされていました。「地元で落ち着いて働きたい。できれば教育に関わっていきたいと与謝野町の試験を受けました」とEさん。希望どおり教育委員会の学校教育課に配属されています。
まだまだ覚えることいっぱい
同じ教育委員会の社会教育課に配属されたDさんは「高校時代、大学時代にボランティア活動にとりくむ中で、子どもたちと接したり、地域のまちづくりなどに関わり感化され、公務員という仕事を選びました」と話します。
二人に今の仕事についてたずねました。Eさんは小中高生の健康診断の手配などをしているとのこと。「府立病院から医師に来てもらっています。医師の確保で隣の宮津市とも調整しながらなので大変ですね。医師の送り迎えもあるし…」「もっと効率よくやりたいのだけど…」と苦労が伺えます。
Dさんは運動場や体育館の貸し出し、スポーツイベントなどの開催や調整作業を行っています。「住民の皆さんが施設の利用について相談にこられるので、丁寧に対応しています。多くの人が安全に楽しく利用してほしいですね」とニコニコ。庁舎ロビーでの取材中に、Dさんの同課の先輩が「おおっ!がんばれ!」と声をかけられ、「覚えることがいっぱいです」と緊張する場面もありました。
「子どもが減っているのが心配です」とEさん。Dさんもうなずきます。教育現場やボランティアなどで子どもに関わってきた二人ですから「おもい」は人一倍です。
プライベートでも地域と関わって
Dさんは、与謝野町に就職が決まって引っ越してきました。「はじめての土地なので早く地域とのつながりを持ちたい」と仕事でもつながりがある地元のスポーツ協会に加入したDさん。休日はからだを動かしたいと積極的です。Eさんも「宮津で野球のコーチをしています」と学生時代からしている野球を地域で続けていきたいと考えています。
一見、おとなしそうな二人ですが、一本筋が通っているすがすがしい新人が与謝野町役場にやってきた!そんな気持ちで与謝野町役場を後にしました。
京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より