機関紙 - 安倍暴走政治ストップ!投票に行って悪政を変えよう!
7月10日の参議院選挙の投票日が間近に迫ってきました。
安倍首相は、「アベノミクス選挙」「この道を力強く前へ」と大宣伝していますが、国民の目を欺くゴマカシです。安倍政治の暴走を許すのかどうかが問われる選挙です。
日本を戦争する国にするのか
安倍首相は、これまでも「アベノミクス」で選挙をたたかい多数の議席を得てきました。しかし、選挙が終わってやったことは、2013年7月参議院選挙で安定多数を獲得すると、「秘密保護法の成立」「集団的自衛権の行使容認の閣議決定」。2014年12月の総選挙でもアベノミクス選挙を展開し、選挙後にやったのは憲法違反の戦争法の強行可決でした。
国民を欺くこんなやり方を3度も許すわけにはいきません。
安倍首相は憲法改定について「在任中に成し遂げたい」と執念を燃やしており、安倍改憲を許すのか、戦争法を廃止し憲法を守り抜くのかは大きな争点です。
格差と貧困のアベノミクスから国民が主役の経済へ
首相は、「アベノミクス道半ば」「さらにエンジン吹かす」と言いますが、アベノミクスで国民の暮らしはドン底。5年連続で実質賃金はマイナス(年収400万円の所得で20万円の減)、正規雇用は36万人減って非正規雇用は167万人増にもなり、6人に一人の子どもが貧困状態に置かれています。一方、大企業や大金持ちは、史上最高の利益を上げています。 結局アベノミクスは、格差と貧困を拡大し、国民を苦しめるだけの政策でしかありません。
いま、「安倍暴走政治をストップ、立憲主義を取り戻そう」と市民と4野党の共同した取り組みが力強く広がっています。安倍暴走政治をチェンジさせる絶好のチャンスです。必ず投票に行って、政治を変えましょう。
京都自治労連 第1875号(2016年7月5日発行)より