機関紙 - 第36回自治体にはたらく女性の全国交流集会in近畿 〜憲法をくらしの中に生かそう 北海道から!九州から!京都で!〜
第36回自治体にはたらく女性の全国交流集会in近畿(じちはた)が、京都教育文化センターで開催され、のべ650人の女性が全国から集まりました。地元京都開催ということで、京都から15単組からのべ208人が参加。成功に向け奮闘しました。
女性ならではの視点でとりくみ
今回の「じちはた」は、「戦争はあかん!いのちを大切に!ほんまもんの平和をつくろう!」がスローガン。開会の地元歓迎あいさつでは、京都自治労連池田豊委員長が、戦後の蜷川革新府政下で府庁舎に掲げた横断幕を紹介しながら、憲法を遵守する自治体の大切さを訴え、今年の「じちはた」が京都で開催されたことに意味があると歓迎しました。
ビデオレターでは「じちはた」の歴史や意味などが先輩から語られました。特別報告では、自治体職員として、労働組合としての生き生きとしたとりくみが報告され、京都からは青いとり保育園不当解雇撤回への支援について当事者のAさん訴えられました。
記念講演では「平和は憲法で守られる立憲主義ってなんだ?」をテーマに、テレビコメンテーターとして活躍されている首都大学東京教授の木村草太さんが講演し、明治憲法からポツダム宣言、そしていまの憲法がつくられるまでの歴史経過をひもとき、立憲主義の大切さ、憲法を守っていくとはどういうことなのかを話されました。
2日目は、2つの講座、5つの分科会、そして京都市伏見区、舞鶴市、滋賀県へと足を伸ばす3つの見学分科会を開催し、盛りだくさんの交流集会となりました。
成功に向け京都の仲間ががんばりました
顔出しパネルで歓迎!
会場入口に置かれた顔出しパネル。作ってくれたのは向日市職労の仲間です。みんなで手分けして制作してくれました。実行委員として奮闘していただいたBさん。「みんな参加してくれて感謝です」。
華やかな資料袋でみんな笑顔
様々な模様や絵柄で華やかな資料袋。すべて手作り。提案してくれたのは京丹波町職のCさん。「京都らしいデザインができたらって思いました。若い方々に声掛けしました」とCさん。京丹波町職からも多くの参加者がありました。
京都自治労連 第1879号(2016年9月5日発行)より