機関紙 - 第13回地方自治研究全国集会 共同の力で、まもろう、いのちと暮らし つくろう、憲法がいきる地域・日本
10月1〜2日、茨城県つくば市で第13回地方自治研究全国集会(全国自治研)が茨城県つくば市にて開催され、京都自治労連から7単組47人(本部含む)が参加しました。
初日は、作家・明治学院大学教授の高橋源一郎氏の記念講演、その後、民主主義、安全安心、自治体の役割などをテーマに基調フォーラムが行われました。2日目は25のテーマ別・課題別分科会と2つの現地分科会で学習を深め、全国各地での運動を交流、学びあいました。
*全国自治研に参加した仲間からの感想を紹介します。
向日市職労:たくさんの刺激もらった2日間
初めて参加させていただきました。参加者が多く、熱気に満ち溢れており、たくさんの刺激をいただきました。
1日目には高橋先生のユーモアたっぷりな記念講演、また基調フォーラムにおいては様々な角度から憲法を見るパネリストの熱いご意見を拝聴することができました。2日目には障害福祉の分科会に参加し、障害者権利条約批准後の課題や今後の動向について学ぶことができました。
綾部市職労:新たな視点、価値観が発見できた
常陸乃国ふるさと太鼓会による迫力ある演奏で始まった自治研集会。高橋氏の講演では、昔と今の常識が変わっている中で、いかにして次の世代にバトンを引き継いでいくかが重要だと気付きました。
平和や暮らし、地方自治について考える基調フォーラムでは、現場からの声やパネリストの見解を聞くことで新たな視点や価値観を発見できました。人間の本質的な目標は同じであり、その達成には共同の力で立ち向かうことが必要だと感じました。
城陽市職労:自治体労働者の役割の大きさ感じた
「常総市の豪雨災害とその後〜現地視察と学習」の現地分科会に参加しました。
現地を見て回り、常総市職員や住民の方からの話を聞き、私たちに求められているものの大きさを感じました。これからの都市計画、安全安心のまちづくり、被災者へのフォローと体制整備の必要性、そして災害時の連絡経路、復興支援の指揮命令経路を確立しておく事が大切だと学ぶことができました。
京都自治労連 第1881号(2016年10月5日発行)より