機関紙 - 米軍が福知山市で射撃訓練の動き 第二の米軍基地許さない
京丹後市の米軍Xバンドレーダー基地の米軍人・軍属の実弾演習を、陸上自衛隊福知山駐屯地で計画していることを、新聞各社が報道しました。
報道によると防衛省は、訓練は6ヶ月間で失効する米軍人・軍属の射撃資格の維持が目的で、現在は年2回、静岡県の米軍キャンプ富士で実施しているが、遠距離であり福知山で実施したい要望していると説明しています。
福知山での訓練は、年間20日間(4回、一回当たり5日間)、一回当たりの参加者は50人の規模。レーダー基地から訓練場まではバス移動、実弾や銃器は別車両で運搬するとしています。
また、米軍が自衛隊基地を使用するのは、日米合同委員会で「共同使用施設」にした後、閣議決定が必要と報道しています。
福知山での米軍射撃訓練について、「福知山を第二の米軍基地にしてはならない」「京丹後では『米兵を、住宅地から基地まではバスで移動させる』と防衛省は住民に約束したが、まったく守られず交通事故が多発、福知山での訓練を許せば大変なことになる」などと、不安や心配の声が広がり、平和団体などがいち早く京丹後市や福知山市へ申し入れを行っています。福知山市職や京都自治労連で申し入れを予定しています。
京都自治労連 第1881号(2016年10月5日発行)より