機関紙 - 元気いっぱい 共感しあった 学び 交流 笑い 〜第56回日本母親大会〜
第56回日本母親大会が8月28日〜29日、福島市で開催され、全国から、くらし、福祉、平和の願い集め、のべ13000人、京都自治労連から12人が参加しました。
全体会は、メインアリーナで日野秀逸東北大学名誉教授が「平和と健康は幸福の必要条件―憲法的人間像を求めて」と題して「憲法に立脚して幸せ追求を」と記念講演、サブアリーナで「持続可能な地球へ―いのちはぐくむ食・農・環境問題を考える」シンポジウム。文化行事はリズミカルなフラ・タヒティアンダンス…目が覚めるような衣装と見事な踊り。
運動の交流では、JR採用差別訴訟をたたかった全動労争議団家族から「小さな力でも団結すれば正義を貫けることを生き様として子どもたちに残せる」と力強く報告。米軍普天間基地の「訓練移転」先にあげられた徳之島の代表が「基地の痛みは取るものであって移すものではない。沖縄県知事選挙で勝利めざし全力でがんばる」と発言、連帯の拍手に包まれました。
41の分科会・シンポジウムはどこも満杯。特にシンポ「安保改定50年」や「無縁社会から絆づくり」は通路もいっぱいになるほど。農村青年との交流、松川事件、東北の民話など福島ならではのものなど、全国の参加者と熱心に学び、交流、笑いあい共感しあいました。
みずみずしい果物と豊かないで湯、「ほんとうの空」を満喫し、全国へ元気を持って帰りました。来年は、みなさんも「広島へきんさい」!!
京都自治労連 第1735号(2010年9月5日発行)より