機関紙 - もっと仲間と出会い、交流したい つながり広げて、楽しく、学び、成長できる青年部へ 〜青年部第51回定期大会〜
10月15日、職員会館かもがわ(京都市中京区)で京都自治労連青年部第51回定期大会が開催され、15単組から60人を超える青年が集まりました。
大会では、1年間の活動を振り返り、新たな活動方針と役員体制を確認。討論では、賃下げや人員不足、長時間労働など厳しい情勢の中にあっても、組織拡大や学習、交流など、青年が単組や地域で生き生きと活動する姿が語られました。
学習強めて行動しよう
開会あいさつで橋本青年部長は、「長時間労働やサービス残業、人員不足など、青年の労働環境は悪化しています。職場環境や労働条件改善へおかしいことはおかしいと声をあげる、そのために学習活動を強めることが必要です」と強調し、「私自身、役員になった時は義務感だけで参加していましたが、今では活動の大切さや楽しさが見つかりました。青年部活動をとおして多くの仲間と出会い、交流する中で刺激しあい、仕事や組合活動への元気がもらえる、そんな青年部をみんなでつくりましょう」と呼びかけました。
要求活動、交流、組織拡大で前進
全体討論では、15単組15人が発言しました。「本庁の超勤が常態化しており、メンタルにもつながっている。健康に働き、やりがいある職場環境へ改善させたい」「イベントへの動員など時間外であっても手当が出ていない実態から、若手職員に就業時間に関するアンケートを実施。超勤手当を支給させるよう要求していく」「京都自治労連青年部でのグループワークを参考に青年保育士の採用など要求書を作成し、当局に提出。交渉で前進させたい」との労働条件改善の取り組み、「昨年を上回る新採加入を実現。スプリングフェスタへの参加も大幅増」「加入の声掛けを継続して取り組んでいく」といった組織拡大の取り組み、「地域の平和のつどいに参加し、憲法の重要性などを学んだ」「沖縄平和ツアーで戦争、平和を考え、現地のリアルな声や実態を知れた」との平和活動、そして「青年部は青年層が集まれる数少ない場。不安や悩みを共有し、交流で親睦を深め、楽しく活動していきたい」など、活発な討論が行われました。
大会終了後には、夕食交流会を実施。単組や職種を越えて交流を深めました。青年部恒例となった交流ゲームでは、制限時間内にお題で示す文字をいくつ探せるかという、「新聞文字探し」が行われ、大いに盛り上がりました。
京都自治労連 第1882号(2016年10月20日発行)より