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機関紙 - 16確定から17春闘へ 団結の力で要求が前進 すべての職員の賃上げ、労働条件改善へ

16確定から17春闘へ 団結の力で要求が前進 すべての職員の賃上げ、労働条件改善へ

カテゴリ : 
組合活動
 2016/12/26 13:50

 2016年賃金確定闘争は、12月19日時点で21単組が要求書を提出し、現在継続中も含めて16単組で交渉が行われました。

 国人勧・府人勧ともに給料表・一時金が3年連続のプラス改定となった下で、すべての単組で給与改定と年内差額支給を勝ち取りました。また、扶養手当改悪での経過措置改善、非正規職員の賃金改善など、厳しい状況の中にあっても職場・組合員の団結で前進・改善させる成果をあげています。

扶養手当改悪ゆるさない

 精華町職は11月28日に交渉を行い、給与改定部分のみ先行させて妥結し、扶養手当改悪については継続協議とさせました。来年1月に人事評価制度や5級到達課題とあわせて交渉を行う予定です。

 宇治市職労は12月13日に第2回目の交渉を実施しました。府人勧に基づく給与改定を確認すると同時に、扶養手当改悪の根拠を追及。国や府の状況を根拠にあげる当局に、「民調結果に手当引き下げの根拠は無い」等を指摘し、「根拠のない改悪は受け入れられない」として提案撤回を求めました。また、地域手当の矛盾や前歴是正などを追及し、改善を迫っています。

非正規課題で前進勝ち取る

 京都市職労は12月8日に賃金権利専門委員会交渉を行い、非常勤嘱託員の労働条件改善を引き出しました。具体的には、経験年数加算額の引き上げ(14年以上勤務2万円から2万1000円に)、臨時報酬支給月数の0・05月引き上げ(2・20月から2・25月に)、時間外勤務の割増率改善などです。

 向日市職労は12月9日の交渉で、嘱託職員報酬の2000円引き上げや臨時保育士の時間給引き上げ、臨時職員のインフルエンザ補助など、改善を勝ち取っています。また、人員課題での保育士採用の回答を引き出しました。

 府職労は12月15日に臨時・非常勤嘱託職員の処遇などにかかる交渉を実施。臨時職員賃金の日額200円引き上げ(年間5万円引き上げ)、非常勤嘱託職員賃金の格付け改善などを引き出しました。また、介護休暇や介護時間、子育て休暇などの改善も勝ち取りました。

春闘を起点に運動を展開しよう

 人員問題や長時間労働、最低賃金引き上げ、「総合的見直し」による現給保障の終了後に賃下げとさせないたたかいなど、16確定で追及してきた課題は17春闘への運動につながるものです。とりわけ賃金闘争では、民間賃金の動向が国や府の勧告に影響します。その点から春闘を起点に、賃上げをはじめとした官民共同の運動を職場・地域から展開することが重要です。


京都自治労連 第1886号(2016年12月20日発行)より

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