機関紙 - 平和の年へ被爆体験学ぶ 2017女性部旗びらき
女性部は1月14日に単組代表者会議と旗びらきを開催し、9単組30人が集まりました。
花垣ルミさんの被爆体験について紙芝居を見たあと、お話を聞きました。花垣さんは被爆者であることは知っていたけど、逃げ回った時の経験は誰も話してくれず大人になったそうです。58年後、孫がお人形で遊んでいるのを見て、突然記憶がよみがえります。大切なお人形を家に置いて逃げる途中、よく似たお人形が燃えるのをみて恐怖に襲われたこと、鶏や猫、犬が燃えてごろごろ死んでいる惨状を母親に「見ちゃだめ」と言われ、逃げたことなど。その後も2年くらいかかって断片的に思い出し、以後は2005年のニューヨークNPT会議にも参加されるなど、被爆者の語り部として幅広く活動されています。参加者から「自分ができることを考えたい」など感想が出されました。
昨年の「自治はた」に続き、2017年度も元気に活動していきます。
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より