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機関紙 - 府職労連 32ヶ月連続の「超勤実態調査」職場世論を味方に当局動かす

府職労連 32ヶ月連続の「超勤実態調査」職場世論を味方に当局動かす

カテゴリ : 
組合活動
 2017/3/13 19:20

月60時間以上が539人

 府庁の職場では、府当局がすすめてきた人員削減のもとで必要な人員が配置されず、職員が超勤漬けの状態が進行し、月60時間を超えて時間外勤務を行った職員が実人数で539人(2015年度)もあるなど、深刻な実態にあります。

 職員の心身への影響も懸念されるもとで、心配した家族から「助けてください」との手紙や電話が、府職労連に度々寄せられることもありました。

 このような中で府職労連は、「異常な超勤実態を改善し、人間らしく働ける職場づくりを」「今こそ職場で輝く労働組合の存在が問われている」と議論を重ね、2014年6月から毎月超勤実態調査に取り組み、2月で32回目となる調査になりました。

寄せられた声を力に改善と新たな取り組みも

 府庁本庁では、毎月の調査で配布するアンケート用紙は約3000枚。回収は、役員が交替でアンケート用紙の回収箱を持って、退庁する職員から投函してもらう形です。

 毎回、100人前後の回答が寄せられ、?これだけは言わせて?の自由記述欄には、職場の深刻な実態や仕事のすすめ方の問題点、改善提案など、ビッシリ記入されています。

 寄せられた声は、本庁で配布しているニュース『かまんざ』で毎月、全職員に届けられます。「私の声を載せてくれた」「記載内容が具体的」「管理職も自分のことが書かれていないか、気にしている」など、大変よく読まれ、反響も大きく、待たれているニュースになっています。実際、ニュースに記載された声を基に、交渉で追及した結果、問題が解決された例も少なくなく、これだけ続いているのも、組合員はもとより職員から期待され、支持されているからです。

 府職労連では、さらに取り組みを発展させ、組合員から提案があった『時間外勤務管理ノート』運動に取り組んでいます。組合員が、毎日の勤務時間を『ノート』で管理して、当局のデーターと齟齬があり、解決しない場合は、労働組合で対応するというものです。「組合員のメリットを直接感じてもらえる」と力を入れています。

 府職労連は、超勤縮減、大幅人員増へさらにパワーアップして頑張っています。


京都自治労連 第1891号(2017年3月5日発行)より

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