機関紙 - 京都自治労連青年部 17春闘学習会・旗開き つながり 交流 府内全域に仲間の輪が広がれ
難しいけれど学習は大事と実感
青年部は2月25日、舞鶴グランドホテルで17春闘学習会と旗開きを開催し、10単組35人が参加しました。
開会挨拶で谷村部長は、「地理的に普段なかなか交流できない府内の青年たちと交流できる良い機会。学習会も基礎的なものになっており、大いに学び、交流してほしい」と呼びかけました。地元歓迎挨拶では、舞鶴市職労青年部の谷口副部長が「学習と交流のあとはぜひ舞鶴観光と舞鶴特産のお土産購入を」と地元をしっかりとPR。
続いて、京都自治労連・松下書記長を講師に、「私たちの賃金はどうやって決まっているの?」をテーマに、賃金とは何か、私たちの賃金決定の仕組みや人勧とはどういうものか、労働組合の果たす役割などをしっかりと学びました。
「実はブラックな働き方だった…」
昨年11月の沖縄平和ツアーの報告を「ひめゆりの塔」「辺野古新基地建設」「高江ヘリパッド建設」の3つを重点に、クイズを交えながら実施。回答がばらつく質問や、想像していた答えとの違いにどよめきが広がるなど、現場のリアルな状況をはじめ、参加者の関心を引きつけた報告となりました。
その後、岩瀬書記長の春闘方針の提起に続き、6つのグループに分かれて結婚・出産・育児、労働条件、賃金の3つのテーマに関連する質問カードを引いて討論。これまで自分の労働条件や職場実態を疑問に思わなかった青年も討論と交流を通じて、実はブラックな働き方だったことを初めて実感するなど、要求書づくりの元となる現状分析について学ぶことができました。
夜の旗開きでは、テーブル対抗で「絵の伝言ゲーム」が行われ、平等院鳳凰堂が三毛猫になるなど、素晴らしい画力(?)に会場は大盛り上がりでした。
京都自治労連 第1891号(2017年3月5日発行)より