機関紙 - 残業月100時間など、絶対認められない 時間外労働の上限規制―経団連・連合が合意
3月13日、時間外労働の上限規制について経団連と連合が労使合意しました。
しかしその内容は、時間外労働の上限を?年間では720時間まで、?2ヶ月ないし6ヶ月では平均80時間まで、?単月は100時間「未満」まで、?月45時間を超える時間外労働は半年まで――法律で容認するというとんでもない内容です。これでは、改悪以外のなにものでもありません。
「月100時間未満」の残業とは、過労死ラインの残業にお墨付きを与えるものです。繁忙期だったら労働者は、命を落としてもいいとでもいうのでしょうか。「名ばかり上限規制」は撤回し、労働時間規制の再検討をやり直すべきです。
京都自治労連 第1892号(2017年3月20日発行)より