機関紙 - 組合に入ったよ 与謝野町職 生まれ育った町の子どもの笑顔を見ていたい
新年度を迎え、自治体職場に新しい「顔」が活躍し始めました。
府内各自治体に就職された新しい仲間を紹介する「組合に入ったよ」コーナーもスタートです。
第一回目は、いち早く組合加入の報告を受けた与謝野町の新人二人。組合の共済説明会に駆けつけたところでお話を伺いました。
生まれも育ちも与謝野町
説明会後の遅い時間に取材を受けてくれたAさんとBさん。二人とも与謝野町で生まれ育ちました。Aさんは保育士。「非正規雇用でしたが、何年か与謝野町の保育所で働いていました」という経験者。子どもが好きというAさんは、「自分が生まれ育った町で働きたい」と正規雇用の採用試験を受けました。
「私も非正規ですけど、商工観光課で働いていました」とBさん。与謝野町が行なっているイギリスのアベリスツイスとの国際交流事業のお手伝いをしていました。「大変でしたけど、企画・参加した皆さんがいい人ばかりでやりがいを感じました」と話します。「町の事業で与謝野の子どもたちが元気になれたらいい」と採用試験を受けました。
覚えること一杯―緊張の毎日
早速、Aさんは保育所に配属され、4歳児クラスを、Bさんは新しく再編された観光交流課に配属され奮闘中です。「二人とも経験があるから楽勝ですね?」と問うと、Aさんは「いえいえ、やはり正規雇用になって役割、事務など新しく覚えることが一杯です。年下の先輩保育士にアドバイスいただきながら…感謝です」と顔をキリッとさせました。Bさんも「課が再編されて、先輩の皆さんも大変な中、皆さん、声をかけてくれます。私も勉強することが一杯です」と緊張の面持ち。
住民が笑顔の町がいい
近況で話が盛り上がった後で、二人にこれからのことを聞きました。Aさんは「『子ども園』など、与謝野の保育が大きく変わろうとしていますが、子どもの笑顔と保護者が安心して子どもを預けられるようにがんばりたいです」、Bさんは「先輩たちと一緒に与謝野町が元気になる事業ができたらなぁって…?若い人たちが笑顔で住み続けられたらいいな?と思っています」とニコニコ。同席していた先輩二人も話を聞きながら、終始ニコニコした取材になりました。
京都自治労連 第1894号(2017年4月20日発行)より