機関紙 - 憲法改悪許さない、「共謀罪」は廃案に 働き方改悪反対、賃上げと大幅増員を 〜全京都統一メーデーに1万2000人参加〜
5月1日、第88回メーデーが全国308ヶ所で行われ、約16万人が集いました。京都では、府内12ヶ所に約1万2000人の仲間が参加。「8時間働けば、暮らしていける賃金を」「共謀罪は許さない」「憲法を守ろう」などの要求を響かせました。
超勤の過労死ライン合法化許さない
二条城前広場で行われた全京都統一メーデー中央集会は、8000人の参加者で会場が埋まりました。
梶川憲メーデー実行委員長(京都総評議長)が主催者を代表してあいさつ。梶川実行委員長は、「残業月上限100時間を掲げた安倍働き方改革は、過労死ラインを超える超勤を合法化するもので許せない」、「共謀罪は、労働組合のみならずあらゆる市民の活動が、監視と弾圧の対象となる危険な法案。必ず廃案にしよう」と呼びかけました。
京都弁護士会の共謀罪新設阻止PTの秋山健司弁護士、全国過労死を考える家族の会の寺西笑子さんなどが来賓あいさつ。争議団を代表して、青いとり不当解雇裁判原告団の北垣光代さんが、「不当判決は許せない。控訴してたたかう」と決意を表明しました。
メーデー宣言を確認、?団結頑張ろう?を三唱して、3コースに分かれてパレードを行いました。
職場要求掲げ新採の仲間も
各地のメーデー会場では、京都自治労連各単組の「大幅人員増で異常超勤解消を」「パワハラは許さない」「共謀罪反対」などのプラカードやデコレーションの力作が登場。宇城久メーデーでは、宇治市職労が「森友学園問題」の寸劇を披露。安倍総理、昭恵夫人、籠池理事長に幼稚園児も登場し、会場は大爆笑で大きな喝采が寄せられました。
メーデー終了後、各単組や支部では、新規採用の仲間も交えて、お楽しみの交流会を開催し、団結を深めました。
京都自治労連 第1895号(2017年5月5日発行)より