機関紙 - 京深層水
▼世の中はゴールデンウィーク、中には9連休の会社もあるという。5月1日は働く者の祭典メーデー、日本での歴史は1920年に第1回が開催。その時、私たちの要求として掲げられたのが「8時間労働制の実施」、「失業の防止」、「最低賃金法の制定」などでした。
▼労働の現実は今もその要求の実現を求めています。
▼3日は憲法記念日、施行されて70年を迎え、ともに輝きを増しています。
▼そんなGW、連日のように北朝鮮が核武装と言って危機感をあおりまくっている安倍内閣は、閣僚11人、副大臣10人、政務官8人が外遊予定。費用はVIP待遇の大臣は1回約5000万円といわれています。総額10億円を超える出費費用。
▼驚くのは北朝鮮との非公式とはいえ外交窓口をしている外務省は、大臣、副大臣が外遊で4日間もの空白が生じる。
▼軍事的な危機感を執拗に発信する安倍政権だが、その狙いと本音が見えてきます。稲田防衛大臣は待機とのことですが、わかりやすく言えばお留守番ですね。(I)
京都自治労連 第1895号(2017年5月5日発行)より