機関紙 - 京深層水
▼自民党歴史的大敗の都議選結果に大いに励まされたのは私だけではないでしょう。「日本を企業が一番活動しやすい国にすること」を自らの使命だと公言し、憲法「改悪」を叫び、自己陶酔に浸り悦に入る安倍首相の姿はファナティックなファシストそのものです。これからが私たちの真価を発揮する時といえます。
▼都議選挙と同日行われた兵庫県知事選挙は結果はさておき、地元神戸新聞の出口調査は大変興味深いものがあります。有効回答者数が7825人ですから、大変大規模な調査です。
▼投票で重視した政策の第1位は「社会保障・医療18・7%」、第2位「子育て・少子化対策」と「景気・雇用」がともに17・5%。生活そのものに関わる3項目だけで53・7%。過半数の住民、有権者が自治体首長を選ぶ優先政策としています。
▼この課題に直接応えるのは私たち自治体労働組合の役割です。「住民の繁栄なくして、自治体労働者の幸せなし」―このことを決して忘れてはいけませんね!(I)
京都自治労連 第1899号(2017年7月5日発行)より