機関紙 - 生き生きと働ける職場を 楽しく交流・学んだ他単組のとりくみ 〜京都自治労連女性部第55回定期大会〜
7月6日、女性部は第55回定期大会をラボール京都で開催。大会には14単組、46人が忙しい職場からの応援を得て参加、活発な討論が行なわれました。
"自治はた"のとりくみが組織強化に
午前は、来賓あいさつのあと、この1年の経過報告、特徴的な情勢、たたかいの基調と活動方針について執行部から提案しました。
特にこの1年では、昨年9月、京都開催の「第36回自治体にはたらく女性の全国交流集会in近畿」成功に向け、実行委員会を12回、事務局会議を19回開催し、準備を重ねてきました。乙訓地協では、キャラクター?都ちゃん?の顔はめパネルを、また他の単組では一人ひとり違う手づくりの?おこしやすバッグ?を450袋作成し、当日、京都自治労連からのべ209人が参加、全体でのべ650人で成功したことが組織強化につながりました。
午後の最初に、復興7年目を迎える岩手へのフィールドワークに参加した京都自治労連青年部長・Aさん(府職労連)から、「大災害の際、自治体職員として、また労働組合として果たした大きな役割」について特別報告がありました。
参考になった他単組のとりくみ
討論では、「毎月の超勤調査を3年間続け、女性の深刻な働き方を把握」「保育の民営化のうわさは聞くが、職員には一切説明がなく、不安が広がっている」「夜間の駐車場への安全確保や休憩室確保を要求」「管理職以外の女性が全員加入」「権利について知り、生かすための学習会」「いちご狩りにバス3台、141人で参加」ほか、おしゃれなカフェでの交流、ソフトバレー大会など、単組の活動について発言がありました。参加者からは、「他の市町村単組がどんな活動をしているのかとても参考になった」など、感想が寄せられました。一方、「組合加入を進めるには?」「組合員の年齢が二分化」など、組織課題に関する悩みも発言されました。
最後に、「これからも平和な未来と生き生きと働き続けられる職場、社会をつくっていこう」と大会宣言を採決しました。
またお昼休みは、元京都府職員のBさんにギター演奏をしていただき、ほっこりとした気分の一時をすごしました。
京都自治労連 第1900号(2017年7月20日発行)より