機関紙 - アカンもんはアカン!亀岡駅北にスタジアムはいらない 〜建設中止求める府民大集会〜
7月17日、「亀岡駅北にスタジアムはいらない、建設中止を求める府民大集会」が、亀岡駅近くの南郷公園で開催され、炎天下の中、350人を超える府民が参加しました。
同会を代表してあいさつを行った高向吉朗実行委員長は、亀岡駅北にスタジアムを建設することで、水害の被害を広げる、交通渋滞がひどくなる、天然記念物のアユモドキなどの保全、府と市合わせて200億円超の税金投入などの問題点を指摘しました。
続いて発言を行った地元住民で87歳のCさんは、「何度も水害を経験してきた。いくつもの河川が集まるこの地は、雨がやんでからもドンドン水かさが増える。遊水地を埋め立てるなど、危険極まりない」と厳しく指摘。
サッカー愛好家のDさんは、「専用スタジアムは悲願だが、今回の計画には反対。推進派の人々は、儲けることだけを考えている。そこには、サッカーの理念が全くない」と厳しく批判しました。
集会は最後に、「アカンものはアカン!ダメなものはダメ!知恵と力あつめ、駅北建設をやめさせよう」と全体で確認。集会の後、建設予定地を回る抗議デモを行いました。
京都自治労連 第1900号(2017年7月20日発行)より