機関紙 - 高浜止めろ!大飯を動かすな!若狭の全原発を廃炉に 〜京都市内と北部で集会・デモ〜
3月11日で、東日本大震災・東京電力福島第一発電所事故から7年。10日には「さよなら原発京都北部集会」が福知山市ハピネス福知山で、11日に「バイバイ原発3・11きょうと」が京都市円山野外音楽堂で開催され、それぞれ集会後、「高浜止めろ!大飯を動かすな!」「すべての原発を今すぐ廃炉」と繁華街などでアピールデモを行いました。
「京都北部集会」には、385人が参加。山本雅彦氏(原発問題住民運動福井嶺南センター事務局長)が基調講演。山本氏は、「福井では、先の大雪で48時間も身動きできなかった。原発事故と大雪が重なれば避難ができない。若狭の全原発を直ちに廃炉に」と訴えました。
「バイバイ原発きょうと集会」には、会場いっぱいに2500人が参加。原発賠償京都訴訟の原告団9人が壇上から、家族がバラバラになり子どもの成長を日々見守れない現状など、避難生活の苦労や子どもの健康被害への恐怖を述べ、「国と東電が自己の責任を取らずに逃げるのは許せない」「当たり前の生活を取り戻すまであきらめない」「私たちのような被害者を二度と出してはいけない」と語りました。
また集会では、遠藤ミチロウさん(ロックミュージシャン)が結成したバンド「羊歯(しだ)明神」がライブパフォーマンスを行いました。
京都自治労連 第1916号(2018年3月20日発行)より