機関紙 - 地域に出かけ懇談を データーベースづくりは知り合う機会 〜ふるさと再生京都懇談会〜
12月11日(土)、ふるさと再生京都懇談会が開催され、参加者は、府の施策についての学習と、ふるさと再生京都懇談会の活動計画を熱心に議論しました。
はじめに、京都府府民力推進課の勝山享さんと農村振興課の後藤陽嗣さんから、府の地域力再生プロジェクトや里力再生事業についての説明を受けました。両氏からは、高齢化や人口減少、地域のつながりの低下など地域コミュニティーをめぐる深刻な現状と、地方自治体自等が地域の崩壊に危機感を持ち、ソフト面での施策を講じ始めている状況や、府の地域活動団体に対する助成や団体間の交流連携、人材育成などの施策が報告され、参加者は熱心にメモを取り質問をしました。400を超える団体が府の事業の補助金を受けていることも明らかとなりました。
次に田中代表から、「ふるさと再生京都懇談会」の行動計画作成についての提案があり、当面2011年にはふるさと再生行動団体のデータベース作りと、京丹後・南山城・中丹に出かけて地域の実態に触れ、懇談をすることとしました。
「地域体感ツアー」のような企画をという声もあり、懇談会の計画に期待が寄せられています。データベース作り運動では地域で活動している団体と知り合う機会にもしたいという思いも出されました。
懇談会に先立って開催された世話人会では新たに真鍋宗平さんに世話人に加わって頂くことが確認されました。
京都自治労連 第1742号(2010年12月20日発行)より