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機関紙 - [あいさつ] 迎春 知恵を尽くし、力合わせ、歴史を前にすすめよう

[あいさつ] 迎春 知恵を尽くし、力合わせ、歴史を前にすすめよう

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組合活動
 2019/1/9 8:30

京都自治労連執行委員長
福島 功

「災」の最たるもの、安倍政権

 みなさん、あけましておめでとうございます。

 昨年12月、「今年(2018年)の漢字」に「災」が選ばれました。昨年は、大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号災害、北海道胆振東部地震などが連続し、京都においても多くの尊い人命や人間らしい暮らしが失われた災害の年でした。「気候のフェーズが変わった」と言われる中で、人命と財産をどう守るのか、地方自治体にもその役割が問われています。

 このことにも関連し、「赤坂自民亭」でその本質があらわれたように、国民の信託を受けて政権を担っている人々が、平気で嘘をつき、情報を隠蔽し、ルールをねじ曲げ、民意を無視する、権力を振りかざし、気に入らない人を陥れる等々。まさに安倍政権は、国民にとって「災」以外の何物でもありません。今、その「災」が、自ら守るべき約束である憲法を変えようと執念を燃やしています。

忘れず、諦めず、勝利するまで

 「いい加減にしろ」と想いながらも、「またか」とため息をつき、諦めモードになるのではなく、忘れず、諦めず、勝つまでたたかい続けるために、今ほど主権者として不断の努力が求められているときは、ないのではないでしょうか。「Show must go on」に込められたQueenの想いのように。

 今年は、幸いにも統一地方選挙と参議院選挙があり、悪政を断ち切る絶好のチャンスです。歴史の逆戻りを許さず、歴史を前に進める、そんな年にしたいと思います。みなさん、そのためにともに知恵を尽くし、力を合わせようではありませんか。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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