機関紙 - 京都北部学童保育のつどい 学童保育って、なぁに?
京都自治労連は、11日に福知山市内で「京都北部学童保育のつどい」を開催し、指導員や市民、約10人が参加。学童保育の役割と現状、課題を学習し、よりよい学童保育のあり方について、参加者で話し合いました。
京都学童保育連絡協議会の出射雅子事務局長が、「学童保育ってなぁに?」をテーマに講演。出射さんは、子どもをめぐる事件の増加、地域コミュニティの衰退などの状況をふまえて、「学童保育へのニーズは高まっている」と語り、子どもたちにとって安心できる生活の場にすることの重要性を強調されました。
ある指導員さんは、「子どもが好きで指導員になったが、子どもへの接し方を勉強したくて参加した」と自己紹介。市民の方が、「南部の学童保育と比べると、北部では保護者のつながりが少ないように感じる」と発言されると、「学童保育を充実するには、親と対話し、親の声が行政に届くことが大切」と熱心な話し合いが続きました。
京都自治労連 第1938号(2019年2月20日発行)より