機関紙 - 自治労連共済は組合員の大きなメリット 組合のホケンで上手に見直し
仲間同士の助け合いで加入者拡大
与謝野町職は5年前、「共済の加入率が上がれば、持病を持っている仲間も共済に加入できる」と、全組合員に共済加入を呼びかける取り組みを行いました。
庁舎ごとの学習会を保育所や幼稚園など出先職場にも足を運び、加入を訴えました。「同じ職場の仲間が助かるのなら」と多くの仲間が協力し、70%を超える加入を果たしました。それ以来、年に一回の契約継続の時期に、3庁舎で各3回の継続説明会を開催し、のべ100人以上が集まります。また、「子どもが生まれた。保険を見直したい」と恒常的に保険や共済の相談を受け付けており、「気楽に声をかけられる」と喜ばれています。
同じように大山崎町職でも行い、加入者拡大を果たしました。「通院も出る制度になったの」と問い合わせも増えています。「それ、出るんじゃない?」と同じ職場の仲間同士の声掛けも行われています。
メリットいっぱい組合の共済に加入を!
保険の情報や商品があふれている今、自分が入っている保険の内容を良く知らないまま、毎月たくさんの掛金を払っている組合員がたくさんいます。中には「保険貧乏」に陥っている人もいます。佐藤陽子京都自治労連書記次長は、「組合の共済は、儲けを必要としない制度設計で、掛金も安く広範な支払いを行っています。自治労連共済は、『儲けがない=払った掛金はほとんど病気など困った仲間へ』と助け合い制度を体現している制度です。ぜひ安心して加入してほしい」と話します。
京都自治労連 第1939号(2019年3月5日発行)より