機関紙 - 要求実現・組合員拡大 前進の中で定期大会を …住民が主人公の自治体を住民とともに
京都自治労連第87回定期大会が、7月26日(金)にラボール京都で開催されます。今回の定期大会の意義について、松下卓充書記長に語っていただきました。
経験・教訓を学ぼう
私たちは、安倍政権による暴走政治をストップさせ、憲法が生きる地域と自治体づくりをめざし、この一年間、次のことを重点に運動をすすめてきました。
- 安倍政権の早期退陣をめざし、「憲法自治体づくり運動」を推進。
- 8時間働けば人間らしい暮らしができる働くルールの確立。
- 安心して住み続けられる地域・自治体づくり。
- 住民生活の向上と地域経済の再生めざす共同を広げる。
- 原発ゼロ、安全・安心の地域づくり。
- あらゆる取り組みを組織の拡大につなげ全単組で増勢めざす
などです。
全単組の奮闘で、貴重な経験や教訓、ドラマが生まれました。
広げよう、憲法自治体づくり
この間の到達点を踏まえ、第87回定期大会は、以下の意義と任務を持った大会となります。
第一に、長時間労働規制など「働き方改革」の職場からの検証と予算人員闘争の推進、通年サイクルの賃金闘争の展開、会計年度任用職員制度導入、定年延長問題、安心して働き続けられる職場づくりに取り組む意思統一を図ることです。
第二に、憲法が生きる地域と自治体づくりに向けて、「公務の産業化阻止」、「戦争に協力しない自治体づくり」への取り組みを職場・地域から展開すること、その取り組みの一つとして住民本位の自治体建設、とりわけ来年の京都市長選挙の勝利に向け奮闘することが重要です。
第三に、前述の課題を推進するためにも組織強化・拡大、次世代育成・継承をすすめることです。執行委員会の定例開催や要求書提出、交渉配置など原則的な単組活動の強化、会計年度任用職員制度の施行を控え、非正規労働者の組織化、また、すべての単組で次の担い手づくりに重点をおいた取り組みを進めること、これらの取り組みを通じて何としても増勢に転じる決意を固め合うことです。
第四に、今後2年間、諸課題の先頭に立って奮闘する新たな執行部を選出することです。
このような意義を持った大会を成功させるために、全単組で要求実現と組合員拡大の前進の中で大会を迎えましょう。
京都自治労連 第1946号(2019年7月5日発行)より