機関紙 - 臨時・嘱託職員の12年ぶりの賃金改善を勝ち取る! 〜京都こうむ公共一般・舞鶴支部〜
舞鶴市役所とその関連職場に勤務する臨時・嘱託職員でつくる京都こうむ公共一般労働組合舞鶴支部は、昨年の12月に提出していた要求書に対する回答交渉を2月2日に行い、4月からの賃金アップを勝ち取ることができました。
今回の成果は賃金5%アップを基準に、資格職などはさらにアップ率を高めるなどの措置をとっています。アップ率の高い人では7%台の方もあり、組合員みんなの賃金が上がります。支部結成以来3年間みんなで励まし合って来たからこそ実現できました。しかし、賃金以外は前進回答はなく、相変わらず雇用の継続には不安が残ります。市民のために良い仕事をしたいという思いはみんな一緒です。そのためには、雇用が保障されるということが何よりも大切なことです。
また、今回賃金アップが実現できたとはいえ、フルタイムで働いても年収200万円以下のワーキングプアの仲間がまだまだ多くいます。舞鶴支部では組合員を増やし、団結の力で雇用の継続も賃金アップも勝ち取っていこうと引き続き奮闘しています。
京都自治労連 第1745号(2011年2月5日発行)より