機関紙 - 組合に入ったョ…子どもたちのために学んだこと活かして…与謝野町職
与謝野町は今年4月、7人の仲間を迎えました。その中で今回お話をうかがったのは、子育て応援課に配属された専門職の2人。就職して5ヶ月が経とうとしているお盆の時期の昼休みに職場にお邪魔しました。
いいタイミングで職員募集があった
少し早く職場を訪ねると、Cさん とDさんは住民からの電話対応などで忙しくしていました。
「家に帰ってくるのが大変でした」とDさん。生まれ育った与謝野を離れ、岐阜県の短大に学んだ後、四大にすすむことを決意し、3年編入できるところを探して入学したのは山形県の大学。この大学時代に、与謝野に帰らなければいけないことが続き、故郷と山形県を何度も往復。「親からも帰ってこいって言われて…『与謝野で落ち着いて働きたい』と思っていたら、募集がありました」と就職の経緯を話してくれました。
Cさん は舞鶴が出身地。10年くらい綾部の病院で看護師として働いていたそうで、このとき出会いがあって今年1月に結婚、与謝野に移ってきました。「私もちょうどこのときに与謝野町で職員募集があって受けました」「保健師の職員募集です。昨年は募集がなかったそうですから、採用されてよかった」と嬉しそうに話すCさん 。二人の話を聞いていて、人生の大きな岐路に、いいタイミングで与謝野町に採用されてよかったなと感じました。
学んだこと活かして親子のサポートしたい
就職して5ヶ月。配属先は予想どおりと顔を合わせる二人。同じ子育て応援課で席を並べて頑張っています。Dさんは町内の保育所などに給食の献立を毎日つくっています。「現場の調理師さんの意見をいただきながら献立を作っています」「子どもからあれ食べたい、これ食べたいなんて話もあって楽しいです」と嬉しそう。Cさん は子どもが生まれた家庭を訪問し、子育ての指導や相談を行っています。「紙いっぱいに質問事項を書いて、訪問を待っているお母さんもいます」とCさん 。「答えられないこともあり、持ち帰って、調べたり、先輩と相談して返しています」と勉強の毎日です。
「子どもやお母さんたちのための大切な仕事ですね」というと、「そうかなあ〜」と二人とも照れ笑い。「プライベートも充実させたい」とCさん 。「いま充実しています」とDさん。楽しい取材でした。
京都自治労連 第1949号(2019年8月20日発行)より