機関紙 - 組合に入ったョ この町を元気にしたい 職場・地域でがんばる
今年、京丹波町には5人の新規採用がありました。今回登場いただくAさんはその一人。取材をお願いすると、電話の向こうから「はい」の元気な声。早速、終業後の役場にお邪魔すると、背筋がピンッと伸びた好青年が登場しました。
地元で地域に役立つことしたい
「ずーっと、ここ(京丹波町)で育ちました」と話すAさんは、京丹波町の瑞穂出身。地元の高校に通い、野球部でがんばっていました。「進路のことを考えていたとき、親戚から役場の職員募集を聞き、興味がわきました」と話すAさん。お世話になった地元・京丹波町の皆さんの役にたつ仕事がしたいと、採用試験にのぞみました。「面接では緊張しました。住民の皆さんが元気になるといいと、スポーツイベントの支援を一生懸命話しました」と採用試験を振り返ります。Aさんは見事採用。配属された教育委員会では、スポーツ協会の事務局を担っています。
職員として、住民として地域に係っていきたい
Aさんは今、スポーツなど地域のイベントのサポートや補助金の交付事務などを行っています。「書類を慎重に確認して、お金を振り込む書類をつくるのですが…緊張します」とAさん。地域のソフトボール大会では、大会進行の司会をしたそうで、「あんなに大勢の前でマイク持ってしゃべったのは初めて」「地域で知っている方々に声をかけていただいてうれしかった」と笑みがこぼれます。5月に行われた「黒豆ロックフェスティバル」(今年で8回目の音楽イベント)にもボランティアで参加。「地域が元気になるイベントには積極的に参加していきたい」と地域「愛」いっぱいです。
ちょっと心配になって「土・日・祝日がつぶれて大変ですね!休めていますか?」と聞くと、「大丈夫!仕事ではちゃんと振替休日もらっています」とのこと。
採用されて約半年、「職場の先輩から日々アドバイスしてもらい、感謝しています」「京丹波町は広いなあと感じました。知らない地域もあって…役場の職員としてちゃんと把握したい」と頑張っています。
京都自治労連 第1950号(2019年9月5日発行)より