機関紙 - 組合に入ったョ 住んでいるまちに愛着が沸くっていい
宇治市では、今年4月に23人の新しい仲間を迎え入れました。その後も、7月8月と追加採用がありました。今回お話を聞いたBさんは4月採用。まだまだ緊張の毎日ですが、仕事へのやりがい・思いがあふれていました。
忙しいけどすごくいい職場です
Bさんは4月から介護保険課に配属され、介護保険料の返納などを担当しています。介護保険なんてぜんぜん知らなかったと照れ笑い。「対応した住民が納得してホッとして帰られる姿がうれしい」と今の仕事にやりがいを感じています。「先輩のアドバイスが的確でありがたいし、職場の雰囲気がすごくいいです」。順調すぎて怖いとも…。
実はBさん、就職活動では他にやりたいことがあったのですが、就職試験に落ち、悩んでいたところ、ネットのバナーに「宇治市職員募集」の文字が飛び込んできたそうです。「ちょっと運命的なものを感じた」とBさん。宇治市のことを何も知らないまま、宇治市役所にきて不安があったとのことで、仕事に慣れてきた今、本当にいいところに就職できたと話します。
この地域を知り好きになりたい
Bさんは宮崎県都城市出身で、小中高と弓道部で活躍していました。「矢を射るまでの静けさや緊張感が好きです」と話すその腕前は県内トップレベルです。そのBさんが「お寺や古都の静かで落ち着いた雰囲気にあこがれて京都の大学を受けました」「大学時代はずっと京都市内で生活していました」と話すのもわかる気がします。
Bさんは、窓口で対応する住民や、宇治市出身の先輩や同僚が、宇治市にすごく愛着を持っているなあと感じているそうです。「みんな宇治市のこと良く知っている。お勧めのお店や観光スポットはもちろん、地域の様々なこと…。自信を持って話している。私の出身地のことをここまで自信持って話せない」と話すBさん。担当の高齢者の皆さんが元気なのも、宇治市が安全で住みやすく愛着が持てるところだからかなあと感じているそうです。
京都自治労連 第1951号(2019年9月20日発行)より