機関紙 - We hope Peace forever…平和を願う国、これからも大切に…京都自治労連女性部 平和バスツアー
京都自治労連女性部の「平和バスツアー」が、12月1日に行われました。参加者は、子どもや家族含めて55人。用意した大型観光バスは補助席も使用する満員になり、大変にぎやかなツアーとなりました。
訪問先は、福井県敦賀市と越前市。敦賀市では、ヨーロッパが戦争へと大きく歴史が動く中、迫害から逃れてきたユダヤ人などをリトアニアから日本へ渡航させるために、外務省の訓令に反しビザを発給し6000人の命を救った杉原千畝の記念館(人道の港「敦賀ムゼウム」)を訪ねました。
お昼休みには、原発問題の学習会。なぜ原発が次々建設されたのか、その危険性、関電マネー問題、廃炉への展望などを学びました。
越前市武生では、いわさきちひろの生家の見学。その後、二組に分かれ、武生のまちづくりを地元ガイドさんの案内で散策。もう一組は、絵本作家かこさとしふるさと絵本館「らく」を訪れ、親子で楽しめるひと時を過ごしました。
帰りのバスでは、みんなで感想を出し合いました。「杉原千畝さんの行動がたくさんの命を救ったこと、敦賀の人々が温かく迎え入れたことを初めて知りました。平和を願う国をこれからも大切にしたい」「原発マネーのこと、深く知ることができた」などたくさんの感想が寄せられました。
2020年、今年も女性部は、みんなで楽しく、平和を守る取り組みに頑張ります。
京都自治労連 第1958号(2020年1月5日発行)より