機関紙 - 京都市にこれやってほしい!
高校生、中学生女子の母親:Lさん
全国では当たり前のあったかい全員制の中学校給食を
京都市は、全員制の中学校給食で遅れています。全国の公立中学校の85・3%で実施されているのに、府内で全員制給食を決めていないのは、亀岡市と京都市だけ。他から引っ越してこられた方は"信じられない"と驚かれます。
現在、中学1年生の娘も選択制の弁当「給食」ですが、思春期の多感な子どもたちにとって、"弁当でないのは数人だけ"などと楽しいはずの昼食の時間が苦痛になっている子どももいて、選択制「給食」は、全体で3割、クラスによっては1、2人のところもあるようです。
ところが、新しくできた施設一体型の小中一貫校では、全員制の給食が導入されています。同じ義務教育を受けているのに、これっておかしいですよね。すぐに全校できなくても、計画的に進めてほしいです。
京都市職労書記長:Mさん
雇い止め・長時間労働ストップ 住民のために働ける職場へ
この間、3300人以上も職員を削減し、市民需要が増している介護保険認定給付業務を非正規雇用の嘱託員に任せておきながら、まともな説明もなく嘱託員130人を雇い止め。住民サービス低下どころか、自治体の責任放棄のなにものでもありません。いまや、市民の命を守る消防職員まで大幅に削減されている事態です。
今、「こんな職場にしたい」「こんな市政で働きたい」の願いを、職場をまわって職員から寄せてもらっています。その特徴は、現市長の乱暴なトップダウン手法に、うんざりしている職員の声です。職員はみんな、いい仕事がしたいと思っています。住民サービスは後退し、長時間労働が蔓延している状態を何とかしたいという職場の要求を、市政の転換で実現したいと思っています。
京都自治労連 第1958号(2020年1月5日発行)より