機関紙 - 中央最賃目安示さず…コロナ禍だからこそ最賃大幅引上げ必要
7月22日、中央最低賃金審議会は、2020年度地域別最低賃金の改定について「現行水準維持が妥当」として、有額での答申を示しませんでした。現在の最賃は全国平均で901円(京都909円)。最低賃金の現行水準では、到底暮らすことが出来ないことは明らかです。
コロナとのたたかいは、長期化が予想されます。今こそ政府は、思い切った中小企業支援策を行うとともに、大企業の内部留保460兆円も活用し、最賃の大幅引上げを行うべきです。
京都自治労連 第1965号(2020年8月5日発行)より