機関紙 - 会計年度任用職員に働きがいある職場と安心の賃金・労働条件を…精華町臨時職員労働組合
精華町の会計年度任用職員の仲間で組織している精華町臨時職員労働組合(以降、精華臨職)の皆さんが、働きがいある職場、安心して働ける賃金・労働条件を求め、すべての会計年度任用職員を対象に運動を展開して頑張っています。お話を伺いに執行部の皆さんをたずねました。
一時金削減強行にみんなの怒り沸騰
"こんな扱いは許せない"と大きな怒りとなったのが、昨年の人事院勧告の0.05月の一時金削減です。11月10日に当局から、一方的な「申し入れ」がありました。
執行部からは「契約の途中での変更であり、一方的な押し付けは許せない」「他の自治体では、年度途中の変更はせず、来年度からのところも多くある」「コロナ禍の中で、子どもの感染を防ぐために奮闘している我々に対するこれが回答か」など怒りの声が溢れました。しかし当局は、「やらしていただく」と強行しました。
これに対して精華臨職では、直ちに、「みんなの怒りの声を示そう」と、組合員以外の会計年度任用職員にも呼び掛けて"一言メッセージ"運動を展開。呼びかけに、組合に入っていない職員からもメッセージが寄せられ、90人(組合員66人)を超えて集まり当局に提出しました。
もっともっと組合を大きく
職場要求の問題では、「インフルエンザ予防接種一部補助が、正規職員には出ているのに、非正規の私たちには出ない。私たちは、自費で行っている」「布マスクの貸与ではなく、サージカルマスクを」など、解決が必要な課題がたくさんあります。
「もっともっと組合を大きくしよう」との話題の中で、新しい仲間の加入が報告され、みんなで拍手。2021年、精華臨職の仲間の力強い取り組みが始まっています。
京都自治労連 第1970号(2021年1月5日発行)より