機関紙 - 10月1日から最低賃金がアップ↑…909円→937円に 府内一斉宣伝行動に大きな反響
10月1日から京都府の最低賃金、今年は時間給が28円上がって、937円になりました。全労連・国民春闘共闘会議は、「最低賃金は全国一律1500円に」の署名運動を秋年闘争から呼びかけています。
高校生も大学生もみんな対象
京都総評が呼び掛けた10月1日の「変わりました最賃アップ909円⇒937円に」の宣伝行動は、府内各地23ケ所で実施され、自治労連執行部や単組も参加。「今日から最低賃金がアップして937円になります」「今日から時間給が937円を下回ると法律違反です。高校生も大学生も働く人みんなが対象です」と声をかけながらチラシを配布しました。
チラシを受け取った大学生のグループは、「本当ですか。うれしいですね」とニコリ。「最賃時給1500円以上が必要。先進国の多くが1500円超えている」と話すと、「1500円あれば生活がずいぶん楽になる」等と対話ができました。
「最低賃金は全国一律1500円に」の署名を大きく広げて、世論にし、11月の総選挙の大きな争点に押し上げましょう。賃金の底上げなしに、公務労働者の賃上げはありません。民間の労働組合の仲間とも力を合わせ、府内各地で職場・地域から最賃運動を広げましょう。
京都自治労連 第1979号(2021年10月5日発行)より