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機関紙 - 2022を駆ける!

2022を駆ける!

カテゴリ : 
組合活動
 2022/1/5 9:10

新しい年がスタートしました。京都自治労連にはライフワークや趣味など多種多彩な世界で輝く仲間がいっぱい。その中で、注目の二人を紹介します。


一緒に踊る子どもたちの笑顔がうれしい
ダンスチーム「チャイルドロック」始動
京都市職労 Nさん

 ダンスが楽しい!保育士が集まって

2019年に京都で開催された全国保育集会で、軽快な曲に合わせてシャープで息の合ったダンスを披露したのが、ダンスチーム「チャイルドロック」です。チャイルドロックは京都市の保育士が集まって結成されたチームで、保育所だけでなく様々なイベントにも出演しています。

チームを率いるのはNさん。もちろん京都市の現役の保育士です。「ダンスは学生時代からやっていました」と話すNさん。保育所のイベントでダンスを披露したのがきっかけで、「私もダンスをしたい」と保育士の仲間が集まりチームが出来ました。チーム名「チャイルドロック」の由来も、子どもを守っていきたい思いから出た言葉に、みんなが賛同してくれたからといいます。

ダンスを再開したい子どもたちも元気に

練習は、仕事が終わり各保育所から集まって行います。「定期的な練習はなかなかできません。イベント出演のオファーがあると、それに向けて集中して行っています」。Nさんは選曲、振り付けと皆が意見を出し合いながらダンスを創作していくのが楽しいとダンスとチームの魅力を話します。

コロナで様々なイベントが中止となり、活動は休止状態。「子どもたちと一緒に踊ることができない。私たちのダンスをみて笑顔でリズムをとっている子どもたちの姿が見られないのが淋しい」とNさん。チームは、コロナが収束して、チーム活動が再開し、子どもたちと一緒に踊れることを切望しています。


演劇とはちがう"舞台"の漫才で楽しさを経験
宇治市職労 Oさん

1度でいいから漫才がやりたい

昨年12月に行われた「女芸人№1決定戦 THE W 2021」。アマチュアながら唯一決勝に出場した「女ガールズ」の"まちこガールズ"こと、宇治市歴史まちづくり推進課に勤務するOさん。

中学校から演劇を始め、高校以降も中学時代の仲間と演劇を続けてきました。市役所入庁後、数年ほど演劇から離れていた時期がありましたが、たまたま発見した演劇オーディションに応募したことで歯車が動き出します。舞台などを通じて知り合った仲間と新たに劇団も立ち上げました。

「お笑いが好きで芸人さんの漫才を見るたびに『漫才やりたい!』と強く思うようになり、思いきって同じ劇団の2人に声をかけました。びっくりはされたけど、2人もお笑い好き。『よし、やろう』とトリオ漫才を始めました」と漫才に挑戦したきっかけを話します。

楽しく、やりきった

こうして2019年に女ガールズを結成。初舞台は同年のM―1グランプリ予選。20年21年も出場し、「漫才でいっぱい笑ってもらい、演劇とは違う楽しさを感じた」と言います。気になるのはネタ作り。「所属する劇団の主宰(脚本家)が台本を作り、3人の意見を出し合いながら作っています。ユニット名なども主宰が考えたのですが、女ガールズや個々にガールズが付く由来は一切知りません」と笑います。

決勝では惜しくも敗退。「楽しかったのと、終わってホッとしたのと、何よりやりきったぞという気持ち」と振り返ります。否が応でも今後に注目が集まります。「うーん、実は賞レースの決勝まで行った達成感もあって女ガールズとして活動を続けるかは未定なんです…。劇団での活動は続けたいし、今後も『楽しい!』と思うことをやっていきたい」とOさん。

「THE Wはとても楽しい思い出です」と満面の笑み。演劇、お笑い、仕事。様々な"舞台"での活躍が楽しみです。


京都自治労連 第1982号(2022年1月5日発行)より

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