機関紙 - 京都自治労連組織集会…拡大期間(3〜6月)がスタート!「近い」を活かし、組合員みんなで仲間を増やそう
2月5日、京都自治労連は2022組織集会をオンライン併用で開催し、新規採用職員の組合加入をはじめ「22春の組織拡大集中期間」での組合員拡大と組織強化に向けて取り組みの交流と意思統一を図りました。
入念な計画と準備で4月を迎えよう
昨年の新採加入の期間も、今年と同様にコロナ禍での取り組みとなりましたが、各単組で様々な工夫を行い、優れた経験を作り出しました。少人数グループに分けての新採組合説明会の開催、新採一人ひとりとの対話の中で加入を呼びかけて拡大につなげた経験など、コロナ禍で一堂に会することが出来ない中でもこれらの優れた経験を単組で生かすことを呼びかけました。
そのためにも単組内での意思統一や情報共有、そして入念な計画と準備が重要とし、組合加入に向けて自治労連共済の掛金サポートや個人賠償責任補償を活用することも強調しました。
「自分の言葉」で加入を呼びかけよう
新採を含むすべての未加入者への加入呼びかけを行い、組合加入に結び付けるためには組合員みんなの力が不可欠です。職場や年齢などあらゆる「近い」を活かし、「自分の言葉」で組合加入を呼びかける取り組みを進めましょう。
特別報告
組織集会では、新しい仲間を組合に迎え入れた経験と「近い」を生かした新採拡大の取り組みについて4つの単組から特別報告がありました。(城陽市職労は上述の内容)
職場の組合員の力が新採拡大のカギ
宇治市職労 小松 洋二書記次長
研修期間中の昼休みにお弁当を用意して組合説明会を実施し、労働組合の必要性や宇治市職労の活動等をしっかり伝えて加入を呼びかけている。大事なポイントは、組合役員だけで勧誘を行うのではなく、新採にとって身近である配属先の先輩組合員たちに説明会の会場へ来てもらうこと。直接新採一人ひとりに加入を呼びかけてもらい、その場での加入に結び付いている。
加入した組合員が新たに仲間を増やす
京都府職労連 竹村 義明書記長
府立医大でICUに勤務する10年目の看護師が組合事務所に加入届を持参。コロナ禍での職場状況に「黙っていてはいけない。職場環境をよくするために組合が必要」と加入を決めたと話してくれた。さらに「病院全体が良くなるため組合で声をあげることが大事」と同僚職員に加入を呼びかけ、組合に迎え入れてくれた。加入した組合員が新たに組合員を増やす経験になった。
声かけ担当を決めて個別アプローチ
宮津市職 佐藤 宏副委員長
執行部で3月中に新採加入に向けた意思統一を行い、新採職員の配属先はどこか、同じ職場・フロアは誰か、出身校の繋がり等の情報を集めて、あらゆる「近い」を生かして声をかける担当者を決めている。研修の合間の昼休みや終業後に、青年部役員や同じ部署の組合員と2人1組になって組合説明や青年部の取り組みなどを紹介し、ここ最近は全員加入につなげている。
京都自治労連 第1984号(2022年3月5日発行)より