機関紙 - クミアイに入ったよNo.06 城陽市職労…好きなまちで保育士になれた 早く先輩方に追いつきたい
「近所のみなさん優しくていい人ばかり」と笑顔で話すAさんは、城陽市出身で、子どもの頃は市立青谷保育園に通っていました。組合説明会で、お世話になった先生から声を掛けられ、うれしかったといいます。Bさんは木津川市出身。「高校が城陽市にあって、毎日通っていました。季節ごとの催しやお祭りなどで街に活気があっていいなあって思いました」。二人とも地域の人たちと街の雰囲気が好きで、城陽市で働きたいと思ったと話します。
新卒の二人が配属されたのは市立鴻の巣保育園。コロナ禍で学生時代を過ごした二人にとっては、保育研修時間が充分でなかったり、通常保育以外にコロナ感染防止対策での消毒作業や子どもや保護者の対応に気を使ったりと、不安がありましたが、先輩方からの助言や温かい心づかいがうれしいと話します。
同じ保育所で二人は普段から情報交換もしています。Aさんは「最初は1日のスケジュールをこなすことばかり考えていましたが、先輩の仕事を見て、同じスケジュールをこなす中でも子どもの向き合い方がすごく優しくてスムーズだと感じました」と話します。Bさんも「この保育園は子どもらが元気に園庭を走り回って遊んでいて活気があります。
そんな中でも先輩方は一人ひとり目を配って対応されていて、すごいなあと思います」と話し、早く先輩方のようになりたい、いい保育士になりたいという思いが二人の言葉からあふれていました。
京都自治労連 第1991号(2022年10月5日発行)より