機関紙 - 組合員が増えると職場も仲間もみんな元気に
5月26日に開催した京都自治労連第177回中央委員会での京丹後市職労・金子中央委員の発言から組織拡大に関わる経験を紹介します。
増勢に転じた春の拡大
これまでは退職者が不補充で採用がなかったが、3年ほど前から新規採用が出てきた。同時期に組合専従になったが、この時期は胃が痛くなる季節で、組合にたくさん入ってくれると嬉しくて気分も明るくなるが、対話をすすめる中で加入を断られると気持ちが沈んでいく4、5月だった。しかし、今年は採用の8割が組合に加入してくれた。加えて、こうした状況を見て、昨年採用の職員が自分から入りますと加入する経験も生まれた。現時点で、3月末と比べると増勢に転じている。新採の加入は全組合員の1割となり、ある意味で一大勢力に。組合活動が盛んになるという点で良い事であり、どんどん組合員を増やしていき、京丹後市が抱える職員の意思疎通や組織の問題を解決させていく力にしたい。
顔を出すこと、話すことが大切
なぜこれだけの加入に繋がったのか、不思議に思う部分もあるが、1つは歓迎会が成功したことが挙げられる。例年と日を変えてノー残業デーに実施、職場での呼びかけもあって30人近い新採職員の参加があった。組合員も40人近く参加し、合計70人で賑やかに行えた。その中で、年代を越え、職場や職種を越え、色んな組合員がいるということが新採職員に伝わったのかなと思うし、同時に親近感も持ってもらえたのではないかと思う。
4月は職場を回り、これまで500、600キロの走行距離になっているが、頻繁に新採職員に顔を出すこと、話をすることが大切だと実感。そこに居る組合員にも声をかけながら、職場の職員も巻き込んだ取り組みが成功したのではないかと思っている。
組合員が増えることで、みんなが元気になり、もちろん私も元気になるし、職場も元気になっている。青年部も独自で歓迎会を実施し、そこにも多くの新入組合員が参加してくれた。40人ほどで元気に賑やかに取り組んでおり、こうした活動を通じて、青年部も活発になって力が出てきていると感じている。
引き続いて声をかけ、多くの職員を巻き込みながら全員加入を目指して頑張っていく。
京都自治労連 第1753号(2011年6月5日発行)より